WORK
職種紹介
商品開発
自動車メーカーからの「こんな製品はできないだろうか」という依頼に対して開発を検討したり、開発提案型のサプライヤーとして、自社で商品の市場調査や商品開発企画も行っています。今までにない高いスペックを日々追求し、強度計算や3D-CAD、CAE解析を駆使して設計検討を行います。その後、様々な材料を仕入れ、金型の設計もしながら、試作品づくりにトライしています。できたモノをいかに評価していくかが最終的な品質を左右するため、取引先とも打ち合わせを繰り返しながら、強度評価、信頼性評価等を経て商品検証を完了させます。
先輩からの声
これまでなかったものを
生み出していくこと
開発課のメンバーは、それぞれがテーマを持って開発に取り組んでいます。私も入社1年経った頃には「パイプ部品」を担当しました。パイプの曲げ方、部品同士の接合の仕方、加工を行うための治具づくりなど全てが初めての経験で、設計から完成品へ仕上げ(製品の形状精度だし)、製品機能評価と、1から10まで自分ひとりで最後までやれたのは、大きな経験になりましたね。
近年は、自動車の軽量化技術が盛んに言われていますが、私たちも軽量化へと貢献するため、アルミニウムを使ったボルトの研究開発を行っています。今までMATSUJUではアルミニウムを使用した経験がほとんどなかったのですが、未知の経験をすることはなかなか刺激的なこと。分からないことを1つずつステップアップして解決していく研究が、技術者としてひと回りもふた回りも成長させてくれます。
One Day schedule
08:30
試作品の
評価テスト
10:30
取引先との
仕様の
打ち合わせ
13:00
取引先との
仕様の
打ち合わせ
15:00
試作品の製作
17:00
新しい材料の
検討
17:30
退社
設備設計・製作
商品を生産するためにはどんな設備が必要かを検討して、オリジナルの加工装置を設計製作したり、ときには汎用機のカスタマイズをしたりします。海外拠点の設備も、日本で設計・製作しています。3D-CADを用いて機械装置を設計したのち、部品の選定と外注先への部品の加工依頼を行い、できあがった部品を組み立てます。さらに電気配線はもとよりPLC制御まで実施し、最終的な調整を経て、オリジナルの装置を完成させます。工場生産のオートメーション化を推進していくためにも、自社での装置製作は次世代のモノづくりのメインテーマとなっています。
先輩からの声
現場の人を手助けする
「いい設備」を作りたい
どんなモノであれ、機械が止まってしまったら生産はできません。だからこそ設備技術という仕事は、会社のモノづくりを守るものです。ときには現場の作業者から「機械が動かなくなった」と連絡を受けることもあります。そんな時でもすぐに現場にかけつけ、プログラムを見て原因を探りながら修理しています。その結果、現場から「ありがとう」と感謝されるところにもやりがいを感じますね。
新しい設備を製作するときは、設計から配線・組み立て・プログラム全てを自分で考えます。作業者の目線で作業性や安全性を考えてプログラムを作り、設備を組み立て、その設備が実際に現場で役に立ってくれることが本当に嬉しいですね。以前、海外工場の設備を担当したのですが、完成後に実際に現地に行って稼働している光景を見ることができたのは、自分のなかで大きな財産になりました。
One Day schedule
08:30
出社
09:00
事務処理
12:40
金型の設計
13:30
試作づくり
16:30
事務処理
17:30
退社
工程設計・量産化
開発商品を量産(生産)するために、どういうプロセスであればスピーディーに品質の高いモノづくりが安定的にできるか、加工方法を検討します。まずは机上計算による事前検証を行い、商品の試作を繰り返しながら、最適な生産プロセスをシュミレーションします。設計・開発・製造など各部門と打ち合わせをしながら、最適な生産方法を設定。従来の工法にとらわれない自由な発想力やパーフェクトな工法設定を求める探究心も活かしながら、量産立上げ計画を立案し、稼働後も進捗の確認やスムーズな進行のための指示を出していきます。
先輩からの声
改良の努力を続けることが
サプライヤーの使命
入社1〜2年は、先輩について回りながら機械の修理やオーバーホールなどを担当しました。その経験が、いざ自分で設計するときにも確実に活かされています。修理をしながら「この工程に問題がありそうだ」と気づいたことを、新しい設備では改善できるよう心がけています。
初めて自分で設計した設備は今でも思い入れがありますね。先輩の手がけた設備を参考にしながら自分なりにトライしたのですが、さまざまな部署の先輩たちに見てもらったときに「ここを付け加えた方がいい」と意見が多く挙がったんです。その経験から、技術の立場だけで設計するのではなく、品質保証・製造・営業といった、それぞれの立場から設計することの大切さを学びました。これからもいい構想がひらめくように、展示会に行ったり、面白い設備の構造を研究したり、自己研鑽に励んでいきたいと思います。
One Day schedule
08:30
設備の修理で
現場へ
11:00
プログラムの
チェック
(日本語) 13:00
設備の組み立て
電気配線
17:25
メーカーとの
打ち合わせ
17:25
グループ内での
簡単な清掃
17:30
退社
品質保証
試作づくりの段階から、「どこがどう良くて、どう悪いのか」といった検査を、技術部と一緒になって進めていきます。さまざまな測定器を用いて、取引先の求める仕様通りになっているか、形状の精度や強度などをチェックします。また新製品やモデルチェンジの依頼があった場合は、取引先メーカーの担当者と「どういった評価で、どういうジャッジをするか」といった基準も擦りあわせながら決定していきます。より高精度な品質を目指していくなかで、求められる品質レベルをクリアするために、量産の稼働後も随時製品のチェックを行っています。
自分たちの判断が
クオリティを左右する
自分たちの判断が
クオリティを左右する
品質保証課というのは読んで字のごとく、「品質」を「保証」するポジションです。試作品が仕様どおりにできているかチェックするのはもちろんのこと、実際の生産現場で測定できないモノなども品質保証課でチェックしています。
製品や設備を改良するときや新製品を作るときなどは、どういう評価でジャッジをしていくか、いわばルールづくりにも関わります。取引先の担当者と打ち合わせをすることも多いので、モノづくりのなかでもコミュニケーション力が活かせる仕事かもしれないですね。例えば製品に微小な傷が付いている場合、どの程度であれば性能に問題がないかなど、ジャッジの基準を作っていかなくてはいけません。私たち品質保証課のひと声で全ての工程が変わっていくので、常に正しい判断をしていかなくてはいけない責任感も感じています。
One Day schedule
08:30
グループ
ミーティング
09:00
量産品の
品質確認
10:00
新規製品の
検査
12:40
社内
打ち合わせ
14:00
取引先との
打ち合わせ
17:00
打ち合わせ
内容の報告
17:30
退社
生産・管理
取引先からのオーダー(数量・納期)を厳守するため、生産設備のオペレーション・品質確認作業・製品の搬送作業などを行いつつ、どのような生産順序が最も効率が良いかを考え、各工場への生産指示や出来高を管理します。また改善点を技術開発部にフィードバックして改善も図っています。出来高が未達の場合、どこに原因があるのか4M(MAN=人、MACHINE=機械、METHOD=工程、MATERIAL=材料)をチェックし、改善の対策を講じます。品質・コスト・安全を良好に保つために、日々工場の変化点確認や現場巡視も大切にしています。
先輩からの声
メーカーの期待に応えるため
現場からモノづくりを変える
私が担当するのは、「冷間鍛造」というボルト製造の最初の工程。ここに不具合があると、後のすべての工程が遅れてしまうので、日々設備や測定器具の状態の確認、商品の品質や出来高の管理に細心の注意を払っています。そして何よりも作業者の安全を最優先に考えなくてはいけないので、朝礼のときから顔色をチェックするなど体調管理に気を配っています。
当社では現場の声を吸いあげるため、誰でも意見を自由に記入できるシートがあります。そこから私たち責任者が改善の検討を行います。これまでも金型の寿命を伸ばすための提案や、作業がしやすくなる設備のレイアウトなど、現場の声から改善したことが多くあります。そういった意見を経営陣に届けやすいのもMATSUJUの魅力かもしれませんね。週1回の会議でも、経営陣から「困り事はないか」と常に現場を気に掛けてくれています。
One Day schedule
08:00
現場巡視
09:00
労務管理
10:00
出来高の確認
13:00
業務計画書の
進捗確認
14:00
変化点管理の
確認
15:00
各種
チェックシート
の点検
17:00
納品出荷確認
営業
マツダ全車種に搭載されている高強度ボルトをはじめ、オイルパイプやシートベルト用パイプなどの重要パーツを、主に自動車メーカーである既存法人顧客へ商品提案します。どのようなスペックを求めているか、どんなモデルチェンジを構想中なのか、ニーズを発掘していきます。ときには技術者にも同行してもらいながら打ち合わせをし、コストを抑えるための形状や材料の選定など技術的な提案も行います。他にもトラクターなど農機具メーカーとの取引もあり、MATSUJUの技術力を活かすために新たな業界への新規開拓も進めています。
先輩からの声
皆が同じゴールを目指す
チームの先頭に立つこと
営業は、ひとつの製品が生まれるスタートに携わる仕事です。自動車もひと昔前では想像もしていなかった夢物語のようなプロダクトが生まれていて、それに合わせて自動車パーツもさまざまな進化を遂げており、お客様からは常に新しい図面が発行されます。そのなかで設計との仕様調整、購買とのコスト調整、購入先・加工先の調達など、多くの人と関わりながらプロジェクトを進めています。
この仕事の醍醐味は、単なる「モノ売り」ではなく、皆でチームになってモノづくりをしていくことだと思います。既存の製品を売るだけのような、ひとりで出来てしまうセールスは、そんなに面白くないですからね。社内の技術者も、お客様も、仕入れや外注先も同じチームになって、会社という枠をこえてひとつの事を立ち上げていく一体感は、他では味わえない感覚かもしれません。
One Day schedule
08:30
メールチェック
進捗の確認
10:00
取引先への
ルート営業
12:00
外出先で
ランチ
13:00
取引先での
打ち合わせ
15:00
帰社して設計と
仕様検討
17:00
材料の仕入先の
選定
18:00
退社
購買
製造のために必要となる素材等を効率的に調達するポジションです。購入部品の手配では、社内の在庫状況を確認し、月末の在庫数を予測。いつまでに、どれくらい必要か、社内の置き場と生産状況の兼ね合いを確認しながら、納品日を確定します。他にも、社内ではできない工程を外注加工先へ依頼し、納品に支障が出ないよう納入手配をします。新製品の開発案件では、外注先から見積もりを取り、価格交渉も行っています。
先輩からの声
仕入先とのやりとりのなかで
社会人としても成長していく
入社1年目から購買課へ配属になったのですが、やはり最初は覚えることが多く苦労した思い出があります。でも、新しいことをひとつずつ知っていくのが自分的には好きだったので、覚えること自体がやりがいでしたね。慣れてくると図面を見ただけで、製品のイメージを三次元化することができ、外注加工先とのやり取りもスムーズにできるようになって、より仕事が面白くなりました。
私は文系出身で知識も自信もなかったのですが、MATSUJUはイチからやさしく教えてくれる会社で安心でした。生産の現場を見学しながらモノづくりの流れを知り、上司と一緒に取引先を回らせてもらって、色々な世界を知ることもできましたね。社会人1年目からすごく成長できている実感がありますし、これからは自分が購買課を背負う立場として活躍していきたいと思っています。
One Day schedule
08:30
部内で今日の
予定を共有
09:00
納品書の整理
11:00
部品の材料の
発注
13:00
請求書の作成
15:00
外注加工先の
手配
16:00
システムへの
入力
17:30
退社
財務・原価管理
会社の活動や状況を「数字」として見える化していくことで、経営者へ情報提供を行い、事業運営をサポートします。日々の取引の記録、伝票・帳簿の作成、出張の手配・精算から、月次の売上・仕入れの確認、年次の決算書の作成、納税関連業務など幅広い業務を担い、数字のスペシャリストとして会社の経営基盤を支えます。特に経営判断を下すための管理会計の作成には、必要とされる情報の見極め、高度な定義力が必要になるため、創意工夫にてその質的向上を図り、経営をサポートしています。
先輩からの声
いいモノづくりのために
数字から読み解く課題解決
今でも印象に残っているのは、入社した当時のオフィスの壁に「チェックに始まり、チェックに終わる」という標語が掲げられていたこと。経理の仕事はスピードも大事ですが、絶対にミスが許されないので慎重さが最優先されます。二重、三重にチェックを繰り返す習慣は、入社当時から私の身体に染み付いていますね。
経理というポジションは、社内のあらゆることを数字で把握することができます。決算書類はすべて経理課に回ってくるので、製品のいい、わるいも見えてくることがあるんです。数字の推移を見ていくなかで、なぜかこの月だけ仕入れ値が上がっていたり、通常とは違う動きを見せることがあります。それを経営陣に進言することで、何が原因でそうなっているのか、対策を検討することができます。数字から色々なことが見えてくるので、経営陣からも頼りにされているのを感じますね。
One Day schedule
08:30
メールチェック
09:00
決済書類確認
10:30
銀行対応
11:00
預金の確認
12:40
各種取引の
書類確認
16:30
現金の
残高確認
17:00
発注書の確認
総務・人事
社員が安心して働ける会社づくりをサポートしています。従業員の入退社管理、社会保険関連、年末調整、人事異動といた手続きに関する業務から、健康診断・人間ドックの準備・手配、社外教育の手配など多岐に渡る業務を担います。また、外国人実習生や求人の管理、新卒採用の企画や説明会の運営など、未来を担う求職者と会社の成長をリンクさせる「橋渡し」としても活躍します。
先輩からの声
働く人たちにとって、
居心地のいい職場にしたい
私が就職先をMATSUJUに決めた理由は、想像以上にオフィスがキレイだったことと、社員の人柄の良さ。実際に入社してからも、上司・先輩に分からないことも聞きやすいので、とても働きやすさを感じています。それに入社1年目から新卒向けの会社説明会をセッティングしたり、「私がやっていいんですか?」ということまで経験させてくれたのは嬉しかったですね。約400名の従業員の健康診断の手配を任されたときは、従業員の年齢や職種によって受けるべき診療科目も違うので、ひとつひとつチェックしながら、何とか全員無事に終えることができました。
MATSUJUは若手のうちから仕事を任せてもらえるので、まだまだアナログで管理している書類なども徐々にデジタル化していって、スムーズな業務フローを自分から作っていきたいと思っています。
One Day schedule
08:30
メールの確認
09:00
労働条件
通知書の更新
11:00
郵便物の確認
13:00
工場から
送られてくる
書類の確認
14:00
行政に提出する
書類の作成
16:00
派遣社員の
面接の手配
17:00
採用に関する
打ち合わせ
グローバル統括
MATSUJUの製品は世界市場にも供給しており、上海・メキシコに展開している海外拠点の運営管理、サポート、顧客先との調整、貿易業務の管理などを行っています。海外拠点の課題解決のために日本国内でさまざまな調整を図りながら、ときには国内の取引先に向けて世界市場の情報を提供するなど、グローバルビジネスの調整役として活躍しています。
先輩からの声
国際業務の心得と
ワークライフバランス向上の実現
「国際業務」と言うと、華やかな印象を持たれがちではありますが、私が担う国際業務は、華やかなだけではありません。メキシコ拠点を含む海外への輸出に使用する貨物船の手配、貨物の発注と出荷準備、輸出書類の作成など、むしろ地味な業務の方が多いかもしれません。このような業務を担うには、語学力のみならず、「思考力」と「判断力」も必要です。積載する貨物船のスケジュールや工場出荷日など、全て自分で考え、決定します。
現在はリモートワークで、メキシコ拠点、海外の取引先との業務を行っています。社員と取引先のコミュニケーションが円滑に進むよう、MATSUJUの「国際窓口」として、翻訳や通訳の業務も受け持ちます。リモートワークになったことで、空いた時間を語学の勉強などの自己投資に費やすことができるようになり、ワークライフバランスの向上と仕事への意欲の向上に繋がっています。
One Day schedule
08:30
メール確認
メキシコ拠点
状況確認
09:00
メキシコ向け
貨物の
輸出準備
11:30
昼食
13:00
技術資料と
契約書類の
翻訳
15:00
海外顧客との
オンライン
ミーティング
17:00
輸出記録・見積
の作成