製品紹介Products
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エンジン系ボルト
エンジン系ボルトはエンジンの内部に取り付けられ、エンジンを構成するそれぞれの部材、例えばシリンダーヘッドやコネクチングロッド等を締結するボルトです。エンジンボルトには高精度、高強度、高信頼性が要求されます。当社は生産工程の全てを社内で一貫生産しています。
シリンダーヘッドボルト
シリンダーヘッドボルトはシリンダー内で燃焼したガスを外部に漏らさない、締付け軸力によりシリンダー内径等を変形させないと言う機能を持っています。
上記機能を実現するために、安定した締付け軸力を発生させる必要があります。そのために当社は、高い精度でボルトの形状寸法、強度、表面状態を管理します。
コネクティングロッドボルト
コネクティングロットボルトは、シリンダー内を往復回転運動するコネクティングロッドアッシーを締結するボルトです。高回転で運動するコネクチングロッドアッシーを分離させない機能を持っています。機能を達成するためには安定した高い締付け軸力を発生させ、維持させる必要があります。
シャーシ系ボルト
シャーシ系ボルトは自動車のサスペンション、ブレーキ、ステアリング、ホイール等の足回りの構成部品を締結するボルトです。例えば、サスペンションボルトは車両重量の一部を支えるボルトで、高い強度と締付軸力を要求されます。
ハブボルト
ハブボルトはタイヤとハブを締結するボルトです。タイヤを介して駆動力、操舵力を路面に伝えます。ボルト頭部とねじ部の間にセレーションと呼ばれるギザギザの部分があり、この部分をハブ輪に圧入します。セレーション部でハブに圧入しナットの締付や緩め作業時の供回りを防止します。ハブボルトは重要な部品ですので、他のボルトに比べより高品質が要求されます。
マグニ処理
シャシー系ボルトの多くは外気にさらされますので、ボルト表面を錆びさせない機能が必要です。当社はマグニ処理における日本初の認定アプリケーターとなり、社内でマグニコーティングを施工しています。マグニコーティングはELV規制に適合する完全クロムフリーの高耐食、超薄膜被膜です。
汎用ボルト
顧客先様の標準ボルトを生産します。顧客先様指定の形状、強度に適合するボルトを生産しています。
MAZDA 787B
ロータリーエンジン向け
高強度ボルト
ル・マン24時間レースで優勝した日本車「MAZDA 787B」のロータリーエンジンにも当社の高強度ボルトが採用されていました。
ウオーターパイプ/
オイルパイプ etc.
当社の自動車向けパイプ商品は、エンジンルームの厳しいレイアウト要求に対応するため、極小曲げ技術や極小3次元曲げ技術を用いております。
ウオーターパイプ
ウオーターパイプはエンジン冷却水(クーラント)を搬送する商品です。素材管は炭素鋼管を用いています。当社は大径のパイプから小径のパイプまで社内で加工生産しております。又、当社は御客先様御要求の極小曲げに対応できる技術を有しております。
オイルパイプ
当社のオイルパイプは3次元極小曲げ技術を用いて生産しています。3次元極小曲げとは曲げ半径が1d以下であり、更にその曲げを連続的に成形する技術です。3次元極小曲げのメリットは御客先様のレイアウト制約に対応できる点にあります。3次元曲げを実現するために当社では、曲げ加工機を社内で内製しております。
EGRクーラー
EGRクーラーは取り出した排気ガスの一部を冷却し、吸気側に導入する部品です。排気ガスを循環させる事で窒素酸化物の低減をはかります。又、ポンピングロスを低減させる場合もあります。当社のEGRクーラー(熱交換器)は、構造が簡素な2重管式を採用しています。
2重管式EGRクーラー
当社のEGRクーラーは簡素な2重管式を採用しております。熱交換を行う伝熱管の断面は花弁形状となっており、小スペースで高い熱交換量を得ております。又、伝熱管の製造方法や熱交換器の形状について特許を所得しており、国内外の顧客先様のニーズに対応できる商品を開発、量産できる技術を有しております。
EGRパイプ
EGRパイプは高温強度や耐腐食性を要求されますので素材にSUS系材料を用いています。又、排気ガスの通路抵抗を低減するためパイプ曲げ加工時の偏平を小さくする必要があります。
クールEGRパイプ
排気ガス中の有毒ガスを減少させる方式の一つで、排気ガス再循環装置の排気ガス流路として用います。本製品は熱交換器の内部をクーラント水が流れるため熱交換率が高く、Noxの逓減率も高くなっております。
ヒーターパイプ
ヒーターパイプは自動車の車内を暖めるための配管部材です。当社のヒーターパイプはアルミクラッド管(2重管)を用いており、高精度な曲げ技術を要求されます。
精度の高い曲げ加工技術
ヒーターパイプは車体のレイアウトに沿った配管であり、比較的長尺であるため曲げ加工時の精度が確保し難い製品です。当社は長年培った曲げ技術により御客先様にご満足いただける製品を提供しております。
カーテンエアーバック用
パイプ
自動車用安全装置について、プリテンショナーパイプの他、カーテンエアバック用パイプを生産しております。
サンルーフパイプ
サンルーフを開閉するドライブユニットアッシーを構成するパイプです。サンルーフパイプは、ルーフレイアウトの制約に適合する複雑で高精度な形状を要求されます。又、サンルーフ開閉時のパイプ内壁とドライブケーブルとの摩擦音の静粛性が要求されます。
独自の曲げ技術を適用
サンルーフパイプはレイアウトの制約とルーフ作動時の静粛性が要求される商品です。そのためサンルーフパイプの曲げ形状は市販のベンダー(曲げ加工機)では対応(加工)できません。当社は独自の曲げ技術により御客先様要求の曲げ形状を実現しています。
プリテンショナーパイプ
プリテンショナーパイプは、衝突初期に、乗員の身体をシート側へ拘束するプリテンショナシステムの構成部品です。プリテンショナーパイプは、インフレーターのガス圧力に耐える剛性と、作動部材(ピストン、ボール、他)を作動させる精度が必要です。当社プリテンショナーパイプは、独自の成形技術(設備)により生産しています。
世界同一品質によるグローバル供給
当社はプリテンショナーパイプ(チューブ、カートリッジ)を日本、中国、メキシコの3拠点で生産しています。プリテンショナーパイプの生産装置は日本国内で設計、製作し、各生産拠点に設置稼働させています。同様の技術・設備・金型・品質保証にて世界各国の主要安全部品メーカー様へ供給することで世界同一品質を実現。品質面を第一に、競争力のある製品として高い評価を頂いた結果、複数の大手シートベルトメーカー様との取引を行っております。
オイルジェット
オイルジェットは、燃焼で生じたピストンの熱をピストンの裏側へエンジンオイルを噴射する事で低下させます。当社は、エンジンの形式やエンジン内部のレイアウトに応じた形状を提案します。又、噴射特性を制御した高機能オイルジェットや、安価版オイルジェットを開発しています。
ワンピースオイルジェット
当社の1ピースオイルジェットはバルブとノズルを一体化した商品です。一体化によりコスト低減を達成しました。また、当社オイルジェットのハウジングは焼結部材を採用しており、内部通路の形状自由度が高いため、御客先様の要求性能(油吐出特性)に対応可能な商品です。
プラグタイプオイルジェット
プラグタイプオイルジェットはエンジンブロックのメインジャーナルに圧入(搭載)して使用する商品です。簡素で小形であるためレイアウトの厳しいエンジンに採用されています。
※その他にも2ピースオイルジェットなど、顧客要望に応じた様々な量産実績があります。
特殊部品
当社は、自動車を牽引する際に使用する牽引部材(牽引ボルト)や、マフラー等を指示する部材(フック)等、多様な部品を生産しています。
マグニ処理
当社はマグニ処理における日本初の認定アプリケーターとなり、社内でマグニコーティングを施工しています。マグニコーティングはELV規制に適合する完全クロムフリーの高耐食、超薄膜被膜です。